2 1 3 日目

長男の水を入れ替え。積極的に水槽の水を入れ、水に慣らしていく。次男も淡水をまた1/5ほど足す。いつも入れ替えでは無く足すので、水の量が多くなってきた。三男はエサのみ。

水槽の藻 ところでこれが水槽で猛威をふるう藻。写真の藻の中には石の置物(ニセモノ)があるはずだが、もう見えない。せっかく掃除をしないでとっておいているので、早くこれを食べちゃって欲しい。はいはい、自分でとりますよ。
 
 
2 1 4 日目

卵を持ったお母さんを再発見。追っかけ回して産院へ隔離する。もうどっちのお母さんだかサッパリ分からない。もう1匹が全然見つからない。水草をユサユサしても出てこない。まさか水槽の外へ逃亡していないよね?

結局心配になったので、水槽内の藻を掃除した。もちろん完全には取れないが。でももう一人のお母さんは見つからなかった。不安。

また捕まった! 再び隔離されたお母さん。いったいいつ産むのか。それは隔離する側が把握しておかなければいけないもののハズ。反省。
 
 
2 1 5 日目

今日はとても暖かい。いや、暑い。また水温を気にする季節が近づいてきた。さてお母さんはそのまま。もう一人はいずこへ…

ある計画を実行する時が来た。長男の本水槽への帰還だ。もう今日やることにする。長男容器から体の大きな子を15匹程度選び、使っていない産院容器へ水ごと入れる。そしてその産院容器を水槽の中へかけておく。

今までの水足しで水質はほぼ同等になっているハズ。ネックは水温差だけだ。この産院内の水が本水槽の水温と同じになったら、いよいよ放してみようと思う。まずはこの15匹が先遣隊だ。

慎重を期し、水槽内に放すのは明日にする。あ、もう一人のお母さんイター! 卵持ってる。

産院内の先遣隊 いつもはお母さんが使う産院容器に入った先遣隊の長男たち。体の大きな子を選んだのだが、こうやって見るとやっぱり小さい。記念すべき瞬間が迫る。
下から見ると で、その容器を下から見るとこんな感じ。撮ろうとするとグッピーが邪魔をする。
お母さんと対面 ついにお母さんと初対面。うおー! でけー! 化けモンだ!
 
 
2 1 6 日目

朝、先遣隊をみると元気そうにエサを食べている。どうやら水温差も無くなったようだ。ついに先遣隊を水槽内へ解放! エビ日記をはじめた日のことが甦る。ついにこの日がやって来た。

ほとんどの子はいっせいに水槽内を泳ぎ回り、水槽のカドに貼り付いてジッとしている。でも往生際の悪い数人が水中でまだ産院容器にしがみついている。さあ、一歩を踏みだして!

こわいよ〜 完全に水中に没した産院容器のフチにしがみつく先遣隊員。さあ、行っておいで!
コレは何だ? こちらは無事、水草に貼り付いた先遣隊員。そう、その藻をアナタに食べて欲しいワケよ。頼むね。
世界は広い 水槽の壁に貼り付いた隊員。彼の目にこの世界はどの様に映っているのか。

どうやら無事全員が水槽内へ散ったようだ。もうどこへ行ったか分からない。何人かは水槽のカドに集まっている。がんばって。

先遣隊がうまく行ったようなので、調子に乗って全員の移住を決断。ただ今日は暑いので、水槽の水温もかなり上がっている。気温の下がる夜を待つことにする。

夜、長男たちを全員招集。昨日の先遣隊に続いて本水槽に戻る本部隊を編成。今回は人数が多いので、産院ではなく2リットルのペットボトルにする。先遣隊と同じように水槽内にかけておく。明日に備えて今日の配給は貝。力をつけておけ。

ほとんどが着底した次男を、カラになった長男容器へ移す。ペットボトルから漬け物容器へ引っ越しだ。広くなって嬉しそう(人間の勝手な判断)。三男はようやく水足し用の汽水を作った。えー、何日ぶりだったかの水足し。

ズラッと並んで 上陸準備についた本部隊員たち。明日は作戦決行の日。緊張の色が隠せない。
隣では母が その隣ではお母さんが見守っていた。
明日に備えて 作戦の成功を祈り振る舞われた貝を貪る隊員たち。明日の朝は早い。
 

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